精神分析
スーパービジョン
悩み相談
日本語・ドイツ語
Praxis:
Barbarossastraße 36, 10779 Berlin
Tel.: 030 9836 2206
Fon: 0157 7141 8191
E-Mail: m.sato@gmx.net
最近のお知らせ
・Turia + Kant社(ウィーン)より、本が刊行されました。
Masaaki Sato (2024): Psychoanalytische Grammagrammatik. Freud und Champollion auf dem Weg nach Ägypten.
出版社ページ:https://turia.at/titel/msato.php
アマゾン:https://amzn.eu/d/ib7QPUy
・精神分析コレークの20周年記念集会「Weitergabe der Psychoanalyse und Psychische Strukture im 21. Jahrhundert. 18.-20.10.2014」にパネリストとして参加してきます。
精神分析への誘い
「こころ」を見たことがある人は、誰もいません。 「こころが病む」、「こころが苦しい」といった言い方はありますが、「こころ」そのものは、物のように触れることも形を変えることもできません。 しかし、「こころ」と書かれた字なら見ることはできますし、口に出せばその響きを聞くことはできます。
たとえば、「苦しい」という言葉も同じです。 話さなければ人に伝えることはできませんが、話してもどう伝わっているのかは分かりません。 ただし、体から来る「苦しい」という実感は、単なる言葉の響きではありません。
私たちは体で生きるのと同時に、言葉で生きています。 その両方の結びつき方は、すべての人によって異なり、こういうものだと前もって言うことはできません。 他人はもとより、大部分は本人にも知られていないからです。 そこで精神分析家は、色付けされない耳で、あなたの言葉と沈黙が聞かれる時間を提供します。
初回面談は無料です
精神分析家に連絡を取るのは、敷居が高いことが、まれではありません。不安、心細さ、恥ずかしさ、興味とウラハラの嫌な感じや怖さなどなど、いろいろな心の動きが現れることでしょう。あとから見れば、連絡を思い切る前にぐるぐる巡った考えそのものが、ご自身の道のりのうちであったと気づくでしょう。そこには、過去と将来が混ざりあった、あなたの歴史の一部がすでに現れているのです。
初回の面談は、ご関心のあるすべての方に、無料でご提供しています。一度試したうえで、自分のお気持ちに耳を傾けてなさってはいかがでしょうか。面談がしっくりきて、もっと話してみたいと思うかもしれませんし、どうも合わないので別の可能性を探したほうがいいと思うかもしれません。それはどちらでも構いませんし、お勧めできる別の道もあるかもしれません。面談で話された内容は、絶対に秘密厳守いたします。あなたの人物への判断もなされません。精神分析ルームは、あなたが護られた空間です。ご連絡を心より歓迎いたします。
コンタクト
Mail: m.sato@gmx.net
Fon: 0157 7141 8191
精神分析
精神分析の創設者ジクムント・フロイトと再発見者ジャック・ラカンの考えをベースとしています。あなたの中で現れようとしているものが、護られた空間で自由な方向に歩むでしょう。
スーパービジョン
臨床の現場にいれば、知識と経験が蓄積されていくでしょう。前提された仕事の枠組みは、時とともに見えなくなっていきます。知覚をときほどき、ルーチンをずらしていくことが大切です。
悩み相談
あなたの特定の問題と、まだはっきりしない悩みとの中間空間です。なにかを話してホッとしたいなら、精神分析と同じく、秘密厳守でお聞きします。
プロフィール
精神分析と文化研究
プラクシス
精神分析、
スーパービジョン(日本語/ドイツ語)
協力
メンタルクリニック、
心理療法グループの
スーパービジョン
研究
文字史および精神分析に
焦点をあてた文化研究
通過駅
- 2024
ハンブルク大学より哲学博士号取得(Dr. phil.) - 2017-2019
ベルナウ家族支援協会(Familienhilfe e.V. in Bernau)スーパーバイザー - 2017より現在
シュヴェート・デイクリニック(Tagesklinik Schwedt)スーパーバイザー - 2016
バート・フライエンヴァルデ・デイクリニック(Tagesklinik in Bad Freienwalde)スーパーバイザー - 2013
ハンブルク大学国際会議「絵と文字の異質な関係」主催 - 2012
ハンブルク大学委託研究(教育・心理学・行動科学学部)「絵と文字の異質な関係」 - 2011-13
ベルリン精神分析図書館(Psychoanalytischen Bibliothek Berlin e.V.)創立コーディネーターおよび初代理事長 - 2010
精神分析ルーム開室(ベルリン) - 2009-2010
日本学術振興会(JSPS)若手優秀研究者海外派遣プログラム(ベルリン・フンボルト大学) - 2007-2010
日本学術振興会(JSPS)DC1特別研究員(早稲田大学/ベルリン・フンボルト大学) - 2005-2011
精神分析コレーク(Psychoanalytischen Kollegs e.V.)所属 - 2003-2004
DAAD奨学生(ベルリン・フンボルト大学) - 2001-2009
日本ラカン協会会員
研究活動
単著(2024年、ドイツ語)
Psychoanalytische Grammagrammatik.
Freud und Champollion auf dem Weg nach Ägypten
(精神分析の文-文法.エジプトへの途上のフロイトとシャンポリン)
Turia + Kant, Wien, 2024
論文(2016年、日本語)
「道具と無意識、道具で富む意識、どうか読むな式」
『思想』 (1103)、 90-111, 2016-03、東京、2016.
テーマ: エルンスト・カップの技術哲学(1877)の批判的紹介
論文(2014年、ドイツ語)
“Humorisque”
(ユモリスク)
in: Wo ist das Über-Ich und was macht es dort?: Studien zu einem psychoanalytischen Begriff, hrsg. von P. Lenhart, M. Schuller, J. Sohnemann, M. Zahn, Broschiert, Berlin, 2014.
テーマ: ユーモアの態度に潜む攻撃性と創造力
学術会議(2013年)
(Tagung) Heterogene Bild- und Schriftverhältnisse
(学術会議:絵と文字の異質な関係)
24.-26.05.2013, Warburg-Haus Hamburg
Organisierung: Masaaki Sato (Universität Hamburg; Körber-Fonds-Nachwuchsforschung)
Vorträge und Gespräche von/mit: Dr. Lan Diao, Prof. Dr. Adelheid Hu, Dr. Susanne Gottlob, Prof. Dr. Sybille Krämer, Prof. Dr. Yuji Nawata, Prof. Dr. Karl-Josef Pazzini, M.A. Masaaki Sato, Prof. Dr. Marianne Schuller, Dr. Peter Widmer
(Vortrag) Heterogene Bild- und Schriftverhältnisse
シンポジオン(2013年)
(Symposion) Encapsulism
(シンポジオン:カプセル化主義)
23.02.2013, psychoanalytische Bibliothek Berlin (PsyBi)
Initiatoren: Robin Cackett, Susanne Gottlob, Ilana Salama Ortar, Masaaki Sato
Installation, Malerei und Video Art von und mit Ilana Salama Ortar
Vortrag von André Michels, mit weiteren Gästen: Ali Fooladin, Sabine Offe, Karl-Josef Pazzini, Claus-Dieter Rath, Marianne Schuller, Vincent von Wroblewsky
(Beitrag) Zum Gedächtnis in Glas und Schrift
論文(2012年、フランス語)
“Noms étrangers. Les rêves et les hiéroglyphes”
(外来語.夢とヒエログリフ)
in: Psychanalyse, N° 23, janvier 2012 : Artaud/Queneau, correspondance inédite ; Kafka, le père et ses noms ; L’angoisse, Toulouse, 2012.
テーマ: シャンポリンのヒエログリフ解読とフロイトの夢判断の関係
論文(2011年)
「譯さないもの、下らないまま」
『規則的、変則的、偶然的。大久保進先生古希記念論文集』、朝日出版、東京、2011年
テーマ: 翻訳文化が日本で精神分析の受容と疎外に及ぼす影響
講演(2011年)
Deutsch-Französische Tagung: “Die Zeit der Deutung” / “Le temps de l’nterpretation” (2.-4.06.2011)
Fremdnamen. Träume und Hieroglyphen / Noms étrangers. Les rêves et les hiéroglyphes
03.06.2011, Maison de France, Berlin
講演(2010年)
Volkshochschule Landeshauptstadt Düsseldorf, Internationales Bildungszentrum DIE BRÜCKE
Melancholie der Schrift und die ewige Übersetzung
10.12.2010, DIE BRÜCKE, Düsseldorf
講演(2010年)
Tagung “Bilderverbot” an der Universität Hamburg (am 19. / 20.11.2010)
Unmöglichkeit des Bilderverbots in der chinesischen bildlichen Schrift
19.11.2010, Ort: Von-Melle-Park 8, Hamburg
講演(2010)
Psychoanalytischer Salon
Wie das Über-Ich, was schon im Über steht, über-setzen? Über einen japanischen Umweg mit dem Schuldgefühl 1931
08.02.2010, Antiquariat FUNDUS, Berlin
論文(2009年)
「日本における漢字の運命」
『I.S.R.』No. 7、日本ラカン協会、東京、2009
テーマ: 日本における漢字受容史とその日本語への影響